2007.05.01

伏見御香水訪問記

京都の南、伏見の桃山にある御香宮神社に行ってきました。というより、JRと近鉄の乗り継ぎの関係でたまたま立ち寄ったのですが。(この付近は京阪・近鉄・JR奈良線が近寄っている交通の要衝です)

Gokousui ここには、「御香水」という名水があります。伏見はもともと酒の産地としても有名ですが、湧水も豊富のようです。その中でも、京都市内でこの「名水百選」に入っているのは、ここだけだそうです。

 この神社の今の名前は平安時代に香りのするお水が湧き出たことに由来するそうです。本殿ではお宮参りやっててにぎやかでした。この本殿は徳川家康寄贈の重文です。近くに伏見城があったのと、御三家の祖主(家康の子供)の産湯でもあります。
 その本殿の左手に2つの筒から流れています。例によってペットボトルをわんさか持ち寄って詰めてる人がいます。
張り紙では「1人10リットル程度まで」となっています。

 お味のほうは、とにかく「やわらかい」です。水温も冷たくもなく、ぬるくもなくという絶妙な温度でした。ただ、香りはしません。phは低いように思われます。

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2007.03.06

御金神社訪問期(京都)

 読み方は「おかね」じゃなくて、「みかね」神社です。二条城近く、御池通から西洞院をちょっと上った左手にあります。

Img056  もともと金属関係の御利益があるそうですが、今では当然(?)の結果か、絵馬(というか銀杏の葉のような形)には「お金入るよう」系の切実なお願い事ばかり。今ではゼニの御利益の意味合いが強いようです。鳥居も金ぴかです。昨年、金箔の老舗が改修にあたったそうです。づかは絵馬は書きませんでしたが、お賽銭500円入れてしまいました。金運くらいならどこの神社のおみくじにも書いてあるでしょうが、これだけ、「ゼニ」にターゲット絞った神社は神社仏閣の多い京都でも恐らく唯一でしょう。

 神社の由緒書によれば、1883(明治16)年に建立。もともと鉱山とか鉱脈の御利益だったそうです。当時は日本の産業化で金属産業黎明の時期だったので、この神社は時代の流れでできたものかもしれませんね。祭神は金山毘古命で、いざなぎ・いざなみの子供です。境内はそんなに広くなくマンションやビルに囲まれています。

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2007.02.12

風俗博物館(京都) リピートしてきました

 京都に行って来たので、また風俗博物館へ行ってきました。前回(2006年9月)のレポはこちらを参照してください。

Huuzoku070200  年間数回、メインの「六条院ジオラマ」の展示替えをしているようで、今回のメインは「御法」より法華経千部供養の模様のようです。ちなみにこれは「六条院」でなく、「二条院」で執り行われた行事です。紫上が病気がちで、出家したいと光源氏にお願いしたけど、紫上を失いたくない光源氏は拒絶。かわりにということで、法華経を千部奉納供養するという行事を執り行った場面を再現したモノです。

 展示の後半は「玉鬘」より、女性達の装束の展示がありました。当時の色遣いがよくわかります。また「初音」より、六条院の新春と題したジオラマ展示とお香を実際に薫ることができるのもなかなかでした。

Huuzoku070201 あはれでみやびな世界が再現されていて、有職もかなり専門的で、ジオラマを上からも正面からも眺められるのが良いです。

 狩衣や十二単が試着できる部屋には今回も女性がいらっしゃたのでのぞけませんでした。。。

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2006.11.29

京都染井訪問記

 京都は三方を山に囲まれた盆地。なので、伏流水が多く、名水も昔から数多くあります。そんな中で「三名水」というのがある(醒ヶ井、染井、県井)らしいのですが、今でも一般的に利用できるのは、染井と呼ばれる井戸水だけです。(他の2つも掘れば水、出てくるんでしょうが)この染井は京都御苑のすぐ隣、河原町側の寺町通りから少し入った、梨木神社の境内入り口にあります。(府立医大病院前で降り、御所側に向かえばわかります)

Nashinoki  この神社は三条実万(さねつむ)・実美(さねとみ)父子を祀っている神社で、明治18年に旧公家屋敷に創建されたものです。三条実美は幕末の長州藩派の公家で、いちどは御所追い出され(七卿落ち。受験に出るかも)、太宰府に左遷させられたりしたものの、明治に入って太政大臣となり、内閣制度ができるまでの政府最高責任者であった人です。(ちなみに梨木神社を創建したのは、幕末に実美と対立していた中川宮朝彦親王です。)

Somei_1  さて、肝心の井戸水ですが、朝早くから日暮れまでほとんどの時間人が並んでいます。いちおうペットボトル3本までで交代するルールになっていますが、みんな特大ペットボトル何本も持って、バイクなどでやってきています。観光客はさほどおらず、地元っぽい(京都の)人ばかり。ただ、水を一口飲もうなどという人はほとんど見かけません。

 よほどおいしい水なのでしょうか?づか訪問時は朝からかなり暑かったので、自然の冷たさが心地よく、確かにカルキ分も感じさせずやわらかい感じのおいしい水でした。

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2006.10.10

風俗博物館 (京都)

 「風俗博物館」というと、何か怪しげな「秘宝館」的な趣を想像してしまわないでもないが、まったくそんなものではない。ここでいう「風俗」とは「生活上の習わしやしきたり」・「衣装」のこと。平安中期の風俗を中心に転じている。で、早い話が源氏物語の場景を再現した博物館です。「源氏物語博物館」としてもよさそうだが、「風俗博物館」としているのには何かわけがあるのか??

Huzokumuseum  博物館とはいえ、ここは「井筒」という法衣や神職、宮中儀式などの服などを扱っているお店の中。京都ならではという商売。大手らしい。何でも先代が有職故実にご熱心で、昭和49年開設というかなり歴史のある私設博物館。自社製品のPRだけの資料館的ものと、自社コレクションを展示した美術館的要素が混じっているといえる。

 場所は七条堀川にある西本願寺の門前。京都駅から北西に歩いて15分くらいか。井筒さんは、さすが大手だけあって、ビルが3つくらいあって、バス停そばにも「ナチュラルローソン」の入ったビルがあるのですが、そこではなく、ちょっと上って(北方向に歩いて)最初の小道を渡ったところをちょっと西に入ったところにあるビルです。張り紙によると、この法服部のビルの5階にあるようです。4階までは会社なので、ボロい(失礼。古風な)共用エレベータで5階まで上り、チンと鳴り、ドアが開くと、そこはまさに異界。と言っても悪魔が出てくるわけでなく、雅な展示物が眼前に。

 まず、ここの「ウリ」である六条院の4分の1縮尺模型が目に入る。これだけでフロアの80%くらいは占めているのではないだろうか。もちろん人形や調度品なども縮小しておかれている。目線にあわせて邸内の様子がうかがえるようになっている。

 六条院のジオラマがフロアのほとんどを占めるが、壁際などには、昭和天皇即位礼か何かの時に使った衣装のきれはしなど、なかなか興味深いものが展示されている。といいながら、六条院ジオラマに目がいってしまってなかなか気づかないですが。

 写真撮ってもOKだし、六条院の模型も忠実な造り。まわりから観るだけでなく、奥には階段があり、六条院を鳥瞰できるようになっているというなかなか親切な設計。というわけで、源氏物語ファンなら必見でしょう。そうでない人も「平安京らしさ」を感じたいなら訪れてみる価値はあるのでは。

 さらにこの博物館のもうひとつの楽しみ?は古装束の実物展示がありこと。展示というか要は試着できるのですが、づか訪問時はおねーちゃん達が試着して騒いでいて、づかは足を踏み入れることはできなかったっす。コスプレ趣味はないけれど狩衣くらいは着てみたかったんですけどね。

 六条院パノラマは、四季それぞれの景色をひととおり眺めることができるが、時期によって、場面を変えているとのことで、リピートしても損はない。ただ、日曜が休みなのと、展示換えの時は長期間(1箇月くらい)休むことがあるらしいので、風俗博物館の公式サイトで御確認の上訪れたし。

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